ウルトラフィネスに必要なロッドとは|エアロックAR-S732MLの紹介
ウルトラフィネスに必要なロッドとは、どんなロッドでしょうか?
考えていってみましょう。
ウルトラフィネスに必要なロッドとは
高感度である事
これは異論を唱える人はいないと思います。
メバリングロッドにおける感度は…
ロッドの長さ
ロッドの硬さ
ロッドの重さ
の3つの要素から成り立ちます。
ところが、感度だけでは測れないのがウルトラフィネスの難しい所でして…
感度の話と絡めて説明していきますね。
ロッドの長さ
ロッドの感度は、「ロッドの反響」といっても差支えないと思います。
ソリッドティップによる、ロッドティップのしなりがなくなる、
「抜け当たり」という概念もありますが、ここでは単純に手で感じる事の
出来る感度で話を進めていきますね。
ロッドの感度=反響
である事から、ロッド長は、長ければ長い程、感度は落ちます。
極端な話、1インチのロッドがあれば、素晴らしい感度と思います。
が、それではキャストも何も出来ないですよね?という事で最低限の
長さは必要です。
では、どのくらいの長さが適当か?というと、
私の実戦値では…
7フィート3インチ~4インチ前後
がベストと思います。
ではそれ以下ではどうなるのか?というと…
ロッドが短すぎると、大きな弊害が…
具体的なロッドを挙げちゃいますが、私は以前、
ブリーデン GRF-TR 68 strange
っていう、知る人ぞ知る、メバリングロッドを持っていました。
(今は盗まれてありません…涙)
このロッドはウルトラフィネスをする為に、メバリングの先駆者、といっていい
レオンさんが作ったロッドで、今のメバリングロッドの流れを決定づけさせた
スペシャルロッドなんです。
流石の専用ロッド、その感度は素晴らしく、キャスト時もまったくぶれない
ロッドだったんですが、このレングスまで短くなると、
テトラ帯や足場が高くなるとまったく良くない…。
それは何故か?というと…
ロッドの角度がとれないから、です。
だいたいロッドの角度は90度前後が一番とりやすいと言われ、私の感覚からも
間違いのない所と思います。それより、角度が狭まったり、広がったりすると、
感度は落ちます。
特に角度が広がる方の方が悪影響を及ぼすと思います。
図で書くと、こんな感じです。
ロッドが長いと、ある程度、遠くでメバルさんがかかっても、
ロッドの角度が維持しやすいです。
対して、ロッドが短くなると…
分かるでしょうか?上の図と同じ縮尺で、ロッドだけ短くなると、
明らかにロッドの角度が広がります。
この分、ロッドの感度が落ちるのです。
恐ろしい事に、この感度の低下は、ロッドの素材などでどうにかなる
レベルではありません…。
以前、メバルが入れ食いの時に…
ストレンジ6フィート8インチ(約4万円)と
クロステージ8フィート(約1万円)との感度の差を
カーブフォールで比べた結果、なんと、
圧倒的にクロステージの方が当たりがとりやすい、との結果になりました。
純粋なロッドブランクス、ロッド長では圧倒的にストレンジの方が感度は
上なのに、です。
この時のシュチュエーションがテトラ帯で、遠投(といっても20mまで)
主体だったので、この様な差がでましたが、
ウルトラフィネスをする所が必ずしも、足場が低く、近距離で釣れる所
ばかりではないと思うのです。なので、短すぎるロッドは弊害が大きいと思います。
ですが、7フィート3インチ~4インチなら、6フィート8インチ程の差は
出ないです。
何故か、までは分からないですが、実戦での結果なんで…。
なので、この長さがあれば、テトラ帯や足場の高い所でも
スムーズに使用可能です。
ロッドの硬さ
これは、ロッドが固ければ硬い程、反響も大きくなって感度が上がります。
が、ウルトラフィネスで使用するのは、極細フロロカーボンライン(0.3号程)
あんまりロッドが硬いと、ロッドの弾力が使えず、ドラグをかなり弱くしないと
使えません。弱いラインに強いロッドだと、あっという間にラインが粘らずに
切れてしまいます。
メバルを釣る為にはある程度のしなやかさも重要
なので、ある程度しなやかさもいる訳です。
しなやかで、さらに感度最高!!なんてロッドはこの世の中に残念ながら
存在しないので、適当な所で妥協するしかありません…。
個人的には、しなやかさをとった方が、ラインブレイクを防げて、
掛けた時にメバルを驚かせる事も少ないため、オススメです。
ロッドの重さ
これは、基本的に軽い方が圧倒的に感度はでます。
特にバットではなく、ティップの軽さが感度に直結するので、
ロッド全体の重さ=感度が良い
には必ずしもならないのですが、概ね…
ロッドが軽い=感度が良い
と思ってもいいと思います。
メバルの当たりは繊細で、さらに1g以下のジグヘッドを使う繊細な釣りなので、
出来るだけティップが軽量なロッドが望ましいです。
なので、必然的にチューブラーティップは選択肢から消えます。
なぜなら、チューブラーよりソリッドティップの方が圧倒的に
ロッドティップを細く出来、軽量化できるから、です。
なので、
高感度=チューブラー
の罠にかからないようにしましょう。
これらの条件を全て満たしたロッドが
ウルトラフィネスに適したロッド、となるんですが、流石にこれだけの
条件を満たすロッドは少ないです。
おすすめのロッドは?
私のおすすめは?というと、
上記のウルトラフィネスの条件を十分に満たして、
しかも、その性能の割に安い…
エアロック AR-S732MLがおすすめです!
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今も現役のロッドです!
今、新しいシリーズが出ていますが、私はウルトラフィネスにはこのロッドが一番!
と思っています。メバリングロッドのなかでは珍しいレギュラーテーパーと、
ギリギリ凡庸で使える長さの7フィート4インチのソリッドティップ。
ウルトラフィネスを始めた時から使っていますが、文句なしの性能です。
迷ったら、このロッドを買えば間違いないですよ^^
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2015年4月11日 | コメント/トラックバック(0) |
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