メバリングのライン選び|PEラインがメインに使えないその3つの理由
メバリングでも最近よく使われるようになってきたPEライン!
他のソルトルアーフィッシング(シーバスやエギングなど)
ではナイロンラインやフロロカーボンラインを
押しのけ、すっかりメインラインとなりました。
もちろん、PEラインラインがメインラインになったのには
理由があります。
PEラインがメインラインとなった3つの理由とは
理由1 圧倒的な飛距離!!
PEラインはヨリ糸となっていて、とてもしなやかです。
さらに、他のラインよりも比重が軽く、
キャスト時にとてもよく飛びます。
5gを超えるあたりからその飛距離の差は出始めて
10g以上となるとその差は圧倒的!!
他のラインと比べて、10m、20mの差なんて
普通につきます。
特に岸釣りが多いソルトルアーフィッシングにとって
飛距離の差は釣果に直結する事が多いので、 PEラインにする
メリットは非常に大きいのです。
メリット2 高強度!
PEラインは同じ太さなら、ナイロンなどのラインの2~3倍の
強度があります。つまり、同じ太さなら、その分ラインを細く出来る!
という事です。
ラインが細くなると、飛距離が伸び、潮や風の影響を受けにくくなる、
ルアーのアクションが良くなる、といい事づくめです。
メリット3 高感度!
ナイロンなどのラインが約20パーセントくらいの伸びがあるのに
対して、PEラインは伸びが数パーセント以下、とほぼ伸びがありません。
なので、伸びがない分、とても感度がよく、
今までは50m先のバイトなどはほとんど捉えきれなかったのが、
PEラインを使う事によって、捉える事が出来るようになりました。
最近、ソルトルアーフィッシングは、感度を重視している傾向が
あり、その事も後押しして、PEラインが好んで使われる
ケースが多いです。
ですが…
メバリングではメインラインになりえないのです!!
何故PEラインはメバリンでメインラインにならないのか?
これから説明していきますね。
何故メバリングではPEラインがメインにならないのか?
理由1 メバリングでは、1g前後のジグヘッドを多用するから
メバリングでは1g前後のジグヘッドなどの超軽量リグを多用します。
PEラインはラインの比重が軽いので、水に浮きます。
ルアーの重量がある程度ある(3g以上)あるのならともかく、
わずか1g、もしくはそれ以下のリグの場合、
ラインの表面張力の影響がモロにルアーに影響します。
実際に使えばわかると思いますが、PEラインで1g以下のジグヘッド
をスローリトリーブすると、すぐに浮いて、沈めても巻き始めたら
すぐに浮いて、まったく上手く泳ぎません。
理由2 ラインがたるむと感度が落ちる特性があるから
PEラインはラインの比重が軽い、またヨリ糸、という事もあるんでしょう、
ラインがしっかり伸びている状態だと、素晴らしい感度なんですが、
ラインが緩むと、感度が半減します。
(フロロカーボンラインだと、ある程度ラインが緩んでいても
ロッドに伝わります。)
なので、カーブフォールやドリフトなどを多用するメバリングでは
PEではアタリがとりにくい事が多いのです。
理由3 風に弱い
ラインの比重が軽いので、風などには流されやすい、です。
5gから10gもあるならともかく、メインで使うの
はなにせ1g…。
釣り場で風がない、というのは珍しいので、
PEラインは、メバリングでは扱いにくいラインといえます。
では、何故メバリングでもPEラインが使われているのでしょうか?
もちろん、その理由はあります!!
何故メバリングでPEラインが使われるのか?
◯
PEラインの3つの使いどころとは
◯
◯
関連記事
タグ
2012年4月6日 | コメント/トラックバック(1) |
カテゴリー:ラインの選び方
トラックバック&コメント
トラックバック
コメント
[…] PEの説明は…PEラインがメインに使えないその3つの理由 […]